シャンプー後の髪は乾かすべき?自然乾燥すべき?
一時期は熱で髪が傷むのを気にして、自然乾燥派という方が多く見られました。
しかし、近年ではドライヤーで乾かすべきと言われています。
いったいどちらの意見が正解なのか?
そのお悩みを現役理容師が解説いたします!
シャンプー後はドライヤーで乾燥するべき!
結論からいうと、シャンプー後はなるべく早くドライヤーで髪を乾かすべきです。
理由は、シャンプー後の髪の毛と頭皮を、濡れたままにしておくことで、どちらに対しても悪い影響が出てしまうから…
髪を乾かすという一手間で、これから解説する悪影響から守れるので、一つずつ確認していきましょう^^
シャンプー後の髪と頭皮の状態
シャンプー後の髪の毛の状態
シャンプー後に限らず、濡れている状態の髪の毛は「キューティクルが開いている状態」で、とてもダメージを受けやすくなっています。
キューティクルが開いている髪の状態がダメージを受けやすい理由は、難しいことは抜きにして「摩擦によるダメージ」を受けやすい状態だからです。
特に床屋男子の場合は、髪が短いということもありついついドライヤーを怠りがち…
しかし、髪の毛を乾かすというほんの一手間を怠ることで、髪の毛がパサつきより老けて見えてしまう結果に繋がります。
せっかくなら「みずみずしい髪」で若々しくいたいものですよね^^
ですので、シャンプー後はなるべく早く乾かし、髪の毛にダメージを受けさせないようにしましょう!
シャンプー後の頭皮の状態
シャンプー後の頭皮は、濡れていることじたいが悪いわけではありません。
しかし、頭皮の濡れを放置することに問題があります。
なぜならば、濡れたままの頭皮は、雑菌が増えやすくなっている状態になっているのです…
そんな状態で放っておくと、頭皮が臭ったり、痒みや湿疹の原因になったりと、後々の悪影響に直結してしまいます。
また、頭皮状態の悪化は、薄毛の原因にも…
ですので、シャンプー後は頭皮をなるべく早く乾かす必要があるわけです。
ドライヤーで髪を早く乾かすコツ
ここまで、シャンプー後の髪の毛及び頭皮は、ドライヤーを使ってなるべく早く乾かすべきと解説しました。
ここからは、髪の毛及び頭皮を、なるべく早く乾かすコツをお伝えいたします。
[st-step step_no=”1″]タオルドライ[/st-step]
ドライヤーで乾かす前に、タオルで水気を吸い取ります。
吸い取るという表現をしましたが、ここではゴシゴシと拭くのではなく吸い取るのです!
といってもやり方はとてもカンタン^^
髪の毛をゴシゴシとこすらずに、タオルで頭皮を揉むようにタオルドライするのがコツとなります。
[st-step step_no=”2″]根本から風をあてる[/st-step]
いきなり髪の表面に風をあてても、短時間で髪は乾きません。
風をあてる場所は髪の毛の根本、頭皮に軽く風があたってもOKです。
注意点は、ドライヤーを近付け過ぎること!
理由は、頭皮に熱い風を当て続けると、頭皮の表面がタンパク変性(卵の白味が固まる現象と同じとお考えください)して、後々ダメージとなってしまうからです…
髪の毛を乾かす際に、ドライヤーは最低10cmは離すよう心がけましょう^^
ここでは80%髪を乾かす意識でOKです。
[st-step step_no=”3″]仮セット仕上げ[/st-step]
ここでは、入浴後のドライ前提で解説しています。
朝が忙しいサラリーマンや学生でも、寝癖が付きにくく直しやすいよう、夜のうちに予め仮セットしておきましょう!
トップにボリュームを持たせる髪型の場合は、根本を立ち上げるように弱風をあて、風を外してそのまま数秒熱を冷まします。
膨らみやすいサイドや襟足のボリュームは、髪表面を上から弱風をあてて抑えましょう。
髪が短い場合は、手にひらで髪を抑えた状態で熱をあて、そのままキープして数秒冷ますと、自然にボリュームを抑えられますのでぜひお試しください^^
頭皮や髪のトラブルを防ぎましょう
ここまで、シャンプー後のなる早ドライの大切さと、髪の毛をドライヤーで早く乾かす方法を解説いたしました。
頭皮や髪の毛のトラブルを防ぐためにも、シャンプー後にはなるべく早くドライヤーを使って乾かすようにしましょう。
そうすることで、頭皮と髪の県境状態が良くなります。
健康な髪は、健康な頭皮に宿りますので、ほんの少しの手間を日々のドライヤーに活かして、好きな髪型を楽しんでみませんか?
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